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お父さんのお弁当
私、恵麻(エマ)の両親は、アニメが好きです。
それはもう、両親とも子供のころから生粋のアニメオタクだったために、お父さんは会社で‘博士’などと呼ばれたりしている。
今回はそんなお父さんの話をします
‐‐‐‐‐‐お母さんが朝早くからボランティアに出かけるため、お父さんがお弁当を作ることになり…すごく不安ですが、当時中学生だった私はロクにご飯も作れないので、しぶしぶお父さんに任せることにしました。
「エマ今日お弁当箱ちがうねー」
「う、うん」
朝、キャラモノの包みにくるまれてた時点でやばいと感じたけど、異臭…中身を見なくてもわかる。あのお父さんのことだから…いや、学校に持っていくお弁当だし手加減(?)してくれるだろう。よし。
ええいヤケだ!この際二次元ツインテメイドでもBLでもどんとこい!
『MG 1/100 千式 ver.Ka』
どうやって作ったのか。そして朝何時に起きたのかすごく気になった。もしかしてこの金メッキ部分は金箔…?
「エマ?」
「JCにガン〇ラのキャラ弁渡すなよッ!!!」
‐‐‐‐‐そのころ、お父さんの会社では
「超時空要塞マク〇スですか。懐かしい」
「はは、気合い入れすぎちゃいましたよ~」
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