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その夜は近所のファミレスで飯を食って
悟はホントに自然にガキの世話をやいて
ガキの方も俺を無視して悟にベッタリとくっついていた
俺に会いたくて駄々をこねたくせにとも思ったが
ガキは苦手だからまあいいかと悟に丸投げで
マンションに帰ってからは悟と一緒に風呂に入り
風呂上がりはこれだからと腰に手を当ててフルーツ牛乳を一緒に飲み
寝る前の歯磨きを指導して
俺のベッドに寝かしつけた
「ブラボー悟!お前ガキの世話完璧だな…」
「恭矢いい加減に芹くんを名前で呼びなよね ここに朝ごはんのシリアル用意したから これにミルクをかけるんだよ それぐらい出来るでしょ」
「当たり前だ 後はヨーグルトをひとつ出せばいいんだろ」
俺は大丈夫だといって帰る悟を見送った
のだが
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