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俺が動かずにいると鍵の開く音がして
いつも元気で明るい俺の恋人が賑やかに入って来た
「恭矢なんだよいるじゃんかなんで開けてくれないんだよ冷た…い…」
喋りながらリビングに入って来て
ソファーに座ってるガキを見つけてびっくりしている
「恭矢 この子は?」
「あー さっきはじめて会ったんだけど……俺の息子?」
突然現れて息子だと言われてもピンと来ないから
疑問形で…
「ええっ!?マジでっ 恭矢結婚してたの?それともバツイチ?ねえ俺聞いてないよ!」
ソファーに座る俺に跨がって
悟が俺の肩を掴みぐらぐらと揺すり
悟の身体越しに驚いて口をぽかんと開けてるガキの顔が見えた
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