4人が本棚に入れています
本棚に追加
「それこそ、今日の朝もそう。
ウェンディは遅れて来たけれども、
私に『ナル君は女になったら可愛いよ。
すぐ見られるから、ここは収めて』と
耳打ちしたから、信じていたわ。
昨日の夜の写メも、
ウェンディから貰ったからね。
でも、女のナルをみて思ったの。
『可愛いモノ』はたくさん有るかも
しれないけれども『一つしか無いモノ』も
有る事に気付いたわ。
これも誰かの決めた『運命』だったのね。
いつかはこうなる『定め』だったのね。
だから、今、ここで、審判を下す!」
「挑戦状と受け取って良いのかしら?」
やる気まんまんのウェンディ。
「えぇ、そのつもりよ」
まさかのー?本気(マジ)で、か?
僕(女)を取り合って決闘ですかー?
「ちょ…ちょっと待って!
ここは保健室!やるなら外で!」
アヤちゃんの言うことも一理ある。
「そ…そうか…」
「ふふふ…何を聞いていたの?
場所は『ここ』っ!時は『今』よっ!
何が起ころうが、それは『運命』の一部。
一度決めた事は、変えられない!」
「…グッド!(^^)d
そうこないと、冥さんじゃあないわね」
女の闘いって、こえーなー。
最初のコメントを投稿しよう!