保健の先生

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「それこそ、今日の朝もそう。 ウェンディは遅れて来たけれども、 私に『ナル君は女になったら可愛いよ。 すぐ見られるから、ここは収めて』と 耳打ちしたから、信じていたわ。 昨日の夜の写メも、 ウェンディから貰ったからね。 でも、女のナルをみて思ったの。 『可愛いモノ』はたくさん有るかも しれないけれども『一つしか無いモノ』も 有る事に気付いたわ。 これも誰かの決めた『運命』だったのね。 いつかはこうなる『定め』だったのね。 だから、今、ここで、審判を下す!」 「挑戦状と受け取って良いのかしら?」 やる気まんまんのウェンディ。 「えぇ、そのつもりよ」 まさかのー?本気(マジ)で、か? 僕(女)を取り合って決闘ですかー? 「ちょ…ちょっと待って! ここは保健室!やるなら外で!」 アヤちゃんの言うことも一理ある。 「そ…そうか…」 「ふふふ…何を聞いていたの? 場所は『ここ』っ!時は『今』よっ! 何が起ころうが、それは『運命』の一部。 一度決めた事は、変えられない!」 「…グッド!(^^)d そうこないと、冥さんじゃあないわね」 女の闘いって、こえーなー。
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