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ぐー。僕のお腹がなっている。
「あー。安心したらハラ減ったなー」
そういえば今は昼を過ぎているが、
僕は昼飯を食べていない事を思い出した。
一番は、安心して心が落ち着いたからだ。
「あれ?ナル君って、
もっと胸あったよね?」
「…確かに」
と、言われたので胸を見たら、
僕が理想と思っていたような
大きな胸は、どこかに消えてしまった。
「む。本当だ」
と、言った自分の声は男だった。
あれー?どうしたのー?僕はー??
と、同時に股間で感じる違和感。
「これは、これで~」
「『アリ』よね~」
好みも趣味も似ているウェンディと
冥は意見が一致しているようだ。
「『アリ』か『ナシ』で言ったら~
『アリ』かなー、わたしは」
どうした事かと、全身の要所を
触ってチェックしてみる。
「あ…ある、よ」
どうやら違和感は、
そういう事のようだ。
男に戻ってしまったみたいだ。
正直言えば、全身がキツい。
今は僕は「女性用の」コスプレ服を
着ている。
それは当然、サイズや着丈は
「女性」に合わせて作られているのは
誰が考えても疑問には思わない。
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