第1章

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愛ってなんだろうと考えてみました。 ある人のある所が好き。 ある人のある所が嫌い。 これだと思います。 霊も当てはまると思います。 僕はある霊を愛しています。 僕はある学校に在校する、ありふれた人だと思います。なぜなら成績も普通。顔も普通。性格も普通だと思うからだ。 そんな僕にも彼女が出来ました。その子は友人が入院していた病院の公衆の部屋から見える景色を眺めていた。 いや、景色か窓を眺めていた。 そんなことはどうでもいいか。 その子が10分くらい景色を眺めていて、その横顔がとても可愛いかった。 だからその子にスイーツを差し入れしたんだ。下心も添えて・・・。 そうしたら彼女がそっと微笑んでくれて、可愛い声で「ありがとうございます。ここのスイーツって美味しいんですよね。」って言ってくれたんだ。 こんな言い方変だけど、惚れ直した。 その子が可愛い過ぎて友人の見舞いって名目で病院行ったらいつも彼女にしゃべりかけてた。彼女も嫌がっていなかったし、むしろ喜んでたのかな?週1で会いに行ってたけど彼女の友達とかは見たことないな。 しゃべる相手がいなかったから退屈なんだろうなと思ってた。 そんなことを考えている時に彼女がそっと言ったんだ。 「アドレス交換しませんか?」 僕はその言葉を聞いた時飛び跳ねたかったけど拳握りしめてた。心は踊ってた。
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