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相変わらずジリジリ光ってる太陽
蝉の鳴き声が熱さを倍にして、汗が溢れ出てくる
「もうっ!なんで五階なの!」
ブツブツ文句をいいながら
階段をあがり
三階の友希と別れた
「また明日ね~」
そしてまた
重い足を上げ階段を上がる
あたしの住んでるマンションは奇数の階にエレベーターが着かないとゆう
なんとも変な構造だ
改装してほしい…
独り言を呟き
また一つまた一つ階段をあがる
「着いた~っ」
安堵の表情で家のドアノブに手をかけた
と、同時に中からドアが開く
びっくりして半歩後ろに下がった。
もうっ!誰!
心の中で思い、玄関に目を向ける
「お帰りーーー」
中から顔をだしてきたのは、
笑顔の爽やかな・・男・・・???
「・・・!?・・・」
うん?誰?
あたしの家には笑顔の暑苦しい中年親父しかいないはず…
表札…表札は…
・・・・・・新藤?
ですよね?
「・・・ぁ・・ぁの・・ぇっ・・・と」
美形の男子に面食らい
彼を凝視したまま口をパクパクさせていた
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