第1章

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日差しが強い。空は青く雲一つない。真夏だと教えてくれる天気だ。 僕達は、いつものように秘密基地に向かう。 秘密基地の場所は、町で1番大きい病院の横を通り田んぼ道を通った所にある何の手入れもされていない空き地にある。 その空き地は、基本網で入れないようにしているが一箇所だけ潰れている所がありそこから入る。 網は、僕ら子ども達ぐらいしか入れない大きさで大人達は、入ってこない。それに雑草が生い茂ったりしているので尚更入ってくることはない。 空き地の中に1本だけ大きな木が生えており、その木の上に小屋みたいなのが付いている。 たぶん昔ここの土地を持っていた人が作ってほっといたんだろうと思う。 僕たちは、その小屋を見つけてから秘密基地にした。
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