第1章

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家の扉を開ける。 中に入るとクーラーが効いていて気持ちいい。 するとリビングから玄関の俺のいる所にお母さんがやってきた。 「祐樹、朝どこに行ってたの?」 「どこでもいいじゃん」 「どこでもいいじゃないでしょ。ちゃんと宿題やりなさいよ」 「分かったよ。ちゃんとするから」 「分かればいいわ。お昼からどこかに行くの?」 「かずちゃんと賢ちゃんと山に虫取りに行く」 「山に行くのはいいけど、暗くなる前に山から降りて家に帰ってきなさいね」 「は~い。お母さんそれより腹減った。」 「もう仕方ないわね。オムライス作るからちょっと待っときなさい」 ご飯ができるまでに洗面所で手を洗いリビングでソファに座りリモコンでTVをつけた。 お昼の時間なので基本ニュース番組だけなのでちょっと前に始まった高校野球を見ることにした。 野球は、あまり好きではないがお父さんがよく見るのでなんとなく分かる。 だけど何処の学校が強いかわからない。
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