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恥ずかしくなり走ってその場から逃げ出した。
ある程度まで逃げると胸がドキドキしていた。
けど必死に走ってきたから胸が苦しくなっているのだと思った。
しかし女の子の顔を思い出したら顔が熱くなっていた。
「祐ちゃん、顔を赤いよ」
横から声が聞こえてきた。横には、かずちゃんがいた。
「赤くないよ。ただ走ってきただけ」
「絶対なんかあったんだ」
「何もないよ。早く行こう」
「怒ってるの?」
「怒ってないよ。」
「本当かな」
かずちゃんの質問に答えたくななかっので足取りを速くした。
二人は、秘密基地に着いた。
「賢ちゃんまだかな?」
「まだじゃない」
「二人とも遅いよ」
上から声が聞こえた。秘密基地に目を向けると中に賢ちゃんがいた。
「ゴメン!賢ちゃん遅くなった。」
「遅れたの祐ちゃんのせいだよ」
「そうなんだ。祐ちゃんしっかりしてよ」
「俺のせいじゃないよ。まぁ三人揃ったし虫取りに行こうぜ」
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