#02 * 雪将

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「好きだよ。」 ページをめくりかけた彼女の手が止まる。 「歌子さんのことが、好きだ。」 うなずき 「まだ出会ったばっかりだし……」 うなずき 「信じて貰えないかもしれない、けど……」 うなずき 「でも、本当なんだ。」 うなずき 「その……っ……えっと、だから……」 <……> 「僕…と……」 <……> 「つ、付き合っては、くれませんでしょうか?」
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