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と突然、ドアが、
――バン!――
と開いた。
そこに現れたのは、美百合?
龍一とおそろいの白いバスローブだけを着た姿で、頬を上気させて立っている。
それに少し、
――太った?
ピンク色のぷくぷくした頬に、ふっくらとした体つき。
療養中だと聞いていたのに、びっくりするぐらい健康的に見える。
襟元から覗く爆乳は、バレーボールみたいに健在だし、
裾から伸びた足も、白くむっちりと悩ましい。
それは、
……なかなかそそる感じの眺めで。
美百合のハグオーワー系の服装しか見たことがなかった皆人は、思わずまじまじと見つめてしまった。
そんな皆人に、
「皆人くん。お願い、助けて」
美百合は一直線に駆けよってきた。
そしてまるでゴムまりのような体を、
ぼっふん
と密着させる。
つい、いつもの調子で、
「おや、いらっしゃい」
抱きとめたら、
――シャキッ!
ベレッタのスライドを引く音が聞こえた。
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