第1章

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「そうか… 千鶴が亡くなって、もう7年か… しかし、あの小さかった千尋が 看護師とはね…」 照久が、懐かしそうに呟いた 「残念ながら、私は両親のように 医者にはなれませんでしたけど…」 千尋は、苦笑いしながら囁いた 「いや、看護師だって立派な 仕事だよ 千鶴も喜んでるだろう…」 照久は、やさしい目をして 千尋を見つめた
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