第3話

ラブレター

「やばいなぁ、少し話し合い長引くかも知れない。掃除に遅れそうな人は、連絡しておいて。」

喫茶のリーダーから言われた。

メニューや手順を決める係のあたしは間違いなく掃除の時間に間に合わない。

「ちょっと頼んでくる。」

亜矢たち進行担当はあまりやることがないらしく、時間を持て余して雑談をしていた。

ちょうどいい、亜矢に頼もう。