第1章

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目を開けてからまた歩き始めた。いつも考えごとをする時に来る公園に着いた。 この公園には、大きな滑り台と誰がデザインしたかわからない変な形をした遊具がある。 俺は、ベンチに座り考え始めた。色々と答えを考えるがいっこうにこれだという答えが出なかった。 急に声が聞こえた。周りを見渡した。すると目の前にハットを被った英国紳士の様な服装をした男が目の前に現れた。 「お前誰だよ。もしかして幽霊か?」 「ハハハ、私は幽霊ではございませんよ」 「じゃあ一体何なんだよ」 「私は、貴方を導く者です」 「はぁ! いきなり何言ってるんだお前」 「じゃあ導く者としての証拠を披露しましょう」 「証拠だと?」 「はい。証拠です」 「じゃあその証拠とやらを披露してくれよ」 「まず貴方の名前は、松谷和樹。今日貴方は、死ぬことについて考えていて気を間際らす為にここにやってきた。」 「なんで俺の名前を知ってるんだ。それに考えてたことも」
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