第1章

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目の前の男は、俺の行動を当て始めた。何故俺の思っていることを知っているのか不思議で仕方がなかった。 もしかしたら今、俺が考えている答えを教えてくれるかも知れないと思い男の話を聞くことにした。 「貴方は、死がゴールの人生に生きている意味を見出せなくなっている」 「その通りだよ。なぜそんなことが分かるんだよ」 「それは、貴方の導く者だからです」 「だったらどうしたらいいか導いてくれよ」 勝手に口が動き言ってしまった。しかしそれが本音だったので訂正は、しなかった。 「それじゃあ、私に着いてきますか」 「どこに行くんだよ」 「貴方の生きる理由を見つける場所にです」 男のその一言に心が揺れ動かされた。このどうしようもない人生を変える、生きる理由を知れるという男の言葉信じようと思った。
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