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「連れて行ってくれ」
「いいんですか?」
「あぁ、頼む」
「本当にいいんですか?」
「生きる理由知りたいんだ頼む」
「分かりました。貴方がそこまで望むのなら連れて行ってあげましょう」
「ありがとう。じゃあ連れて行ってくれ」
「それじゃあ少し後ろに下がって頂いてよろしいでしょうか」
男は、俺を後ろに下げ、手に持っている杖を上に放り投げた。
杖が地面に落ちると目の前に扉が現れた。現実とは、思えないことが目の前で起こった。
「なんだよこれ」
「扉でございます」
「そんなの分かってるんだよ。なんでここにに扉があるんだよ」
「それは、貴方が今から旅をする場所に行く為です」
「俺の聞いている質問と違う答えをだすなよ」
「貴方は、これからこの扉の向こう側の世界で旅をしてもらいます」
「俺の話聞けよ」
「さぁ、扉の前の立ってください」
「もう、分かったよ」
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