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正矢は混乱絶頂で最早何をしているのか判らず、扉へぶつかり続けた。
天使「あのー…」
正矢は声に驚き、恐怖に駆られるまま警棒で天使へと殴りかかる。
天使「!きゃあ!」
彼女は、正矢の振ってきた警棒を平手で叩き落とす。
正矢「!」
終わった…武器を失った正矢はゆっくりと床へ崩れる。
天使「危ないじゃ…」
正矢「うおお!」
正矢は右手で顔を防ぎながら体を丸め、相手を遠ざけようと左手を高速で振る。
正矢「来るな来るな!くっそー俺が何したってんだ?!いっそ!楽に殺せ!嫌だー!」
天使「あのー…落ち着いてください」
天使は手を伸ばしたが、正矢が振り回す手に弾かれる。
天使「っ…」
正矢「〇≠≦÷×@#%#&~””+=<>〇?!」
彼は今、恐怖に思考が崩壊していた。
天使「落ち着…」
正矢「徒捨!ヘキサ!…」
天使「お!…」
?「落ち着かんか!このガキャー!」
正矢は側面から顎を殴られた。
正矢「らっ?!」
彼は視線を落とす。すると、黒猫のパンチが、自身の顎にヒットしているのが見えた。彼は脳震盪を起こしてゆっくりと床へと崩れていく。
天使「わー!りんさん!何してるのですか?!」
猫「やっと静かになったか…」
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