記号というか顔文字というか

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いくつかの作品を読ませていただいて、気になってしまうのが顔文字など記号を使って表現している作品があること。 実際、その記号を利用していることによって、登場人物の喜怒哀楽などの起伏がわかりやすいといえば、わかりやすいのだが。 なんとなく、私だったら、そこは文章でなんとかしたい、と思ってしまう。 そんな力量はないんだけれど。 なんとなく、そういう努力もしないで、記号に頼ってしまうのは、書き手としての努力が足りないような気がしてしまう。 ただ、実際、携帯などで読んでいる人にしてみれば、普通にメールやTwitterなど、メッセージのやりとりの表現の延長線上にあったりすれば、違和感など、たいしてないのかもしれない。 私ですら、時々、"もっと照れくさそうな表現にしたいのにっ!"などと思うと、"////"とか使ってしまいたくなることがある。 でも。 それは、やっぱり、違うよな、と。 単純に読み手としたら、そういう表現があれば、想像の手助けになっているのは確かだ。 だから、そういうのも手法の一つ、としてとらえれば、いいのかもしれない。 だから、他の方が使うことに、ああだ、こうだと言える立場ではないけれど、自分自身には、そういう方法に頼らずに、言葉で表現できるようになりたいと、思う。
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