あのね……
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案の定、美百合は真っ赤になっていて、今さらながら、何事か言い訳しようとするが、龍一は結局、何も言わせずキスで唇をおおう。 「……ん」 クールな外見に似合わず、龍一のキスは熱い。 とたんに足元を危うくした美百合の腰を支えて反転し、窓際の壁に体を押し付けた。 美百合が腕に抱いていたウサゴンが床に落ち、 その白い両腕が、そっと龍一の背中にまわされた。
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