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春子はそう言うや否や、床に頭をこすりつけんばかりに深々とお辞儀を始めてしまう。
一瞬陸攻の脳裏をユリネの泣き顔がかすめるも、陸攻はこれも洋子を助け出す為だと強引に己を説き伏せるのであった。
その様子を見るや陽光とみさきが、内心ホッとしたのは言うまでもない。
勿論心の中でユリネに土下座しながら。
しかし、陽光もみさきも春子も想像すらしていなかった。
陸攻が翌日、早速那覇でひと騒動起こしてしまう事など…
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