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大正6年に旭川で創業した高橋製菓。それの銘菓「ビタミンカステーラ」は大正10年に生まれました。
カステラとは全く違う、小麦粉の量を増やす一方で、卵も砂糖も減らして水分が少なくし、そこにビタミン剤を投入し、日持ちがするよう作られたお菓子です。
そのためこのビタミンカステーラの食べ方は牛乳やカツゲンと一緒に、と言うのが基本です。
また水分を少なくしたことで日持ちもする上にビタミンも取れちゃう万能食品で、いざという時の非常食になります。
道内のコンビニやスーパーではよく見かけるメジャーな商品です。
農家のおやつの定番で、田植えや稲刈りなどの農繁期にはビタミンカステーラを買い求める人たちであふれ、出来上がるのを待ってトラックで持ってゆく人が多かった、何てことも過去にあったそうです。現在でも勉強や三時のおやつのお供として子供達や大人までもが食べる、旭川どころか北海道全土で知れ渡る有名な三時のお供です。
尚、第十五回全国菓子大博覧会総裁賞を受賞しているのだそうです。
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