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そのまま瞼、頬、耳、唇の横や顔のラインに首筋に唇を這わせ、耳たぶにもう一度辿り着く。
そして小さな声で囁いてくれた。
「今日は無理はさせないからね。でも…慣れてきたら、色々と教えてあげる」
「……はい」
一つ一つの声の音に、感じた事のない熱で身体がびくびくする。
目の前も虚ろになるくらいの熱さで息切れもしてきた。
「身体……じんじんします…これでいいの?私がおかしいのかな……」
さっきまで私の耳を食んでいたふわりさんの唇は鎖骨を這っている。
足をじっとさせているのが無理で、動くたびにシーツを擦る音がとてもいやらしくってますます気持ちが昂っちゃう。
ふわりさんはそんな私を愛おしそうに見つめると、こう教えてくれた。
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