第1章

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また、徒然草を詠んでいます。 その中に、昔の賢いお坊さんが書き残した書物を見たらいい言葉を見つけたと紹介していました。 『1、したほうがいいだろうか、しないほうがいいだろうかと思ったことは、たいていはしないほうがいい。 2、身分の高い人は低い人の気持ちになり、智恵のある人は愚かな者の気持ちになり、豊かな人は貧しい人の気持ちになり、才能のある人は役にたたない人の気持ちになるべきだ』。 と書いていました。 『生きる智恵』とのことです。 するべきか、しないべきかその判断に迷う時は、後になるとしなかったほうが良かったと思うことが多かったから。 次の社会的に優位に立っている者は、そのことをわきまえて謙虚な姿勢でいなければならないと教えていた。 吉田兼好は昔の賢いお坊さんの書いた智恵に感心して紹介していました。 今でも十分通用しますね。 古代からいい言葉は 生きる智恵になるということですね。 僕は今日嬉しいことが あったのです。 お隣の50代位の若い奥さんから、沼津の実家に帰っていたのでと、アジの開きを10枚程頂きました。 僕はアジの刺身やアジのフライやアジの開きが大好きでしたから大喜びしたら、 奥さんもホットして笑ってくれました。 吉田兼好さんそのお坊さんによろしくお伝え下さい。 謙虚に生活していたから、このような恵みにあったのですね。 僕もいつか、 『謙虚庵』でも作って 隠居して暮らそうかな。 良寛さんの五合庵のように。 毎日生きる智恵を語りながら、その日のお米と野菜をお布施に頂く托鉢。 僕の前世はそんなことしていたのではと、 夢に見ることがあります。 いづれ何百年後この日記を見つけて、 昔の人は中々いいこといいますねと紹介してくれたりしたらありがたいですね。 合掌
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