0、まだ交際の幸せに浸る、お昼

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〝ごめん寧々ちゃん!寒かったよね? お詫びに今夜はすき焼きをご馳走するから!” どうやら、隙を見てメールをくれたみたい。 〝それだけ?” ちょっと意地悪に返信しちゃう。 すると直ぐに、 〝外にリクエストがあれば何でも!” って、くれた。 だから、 〝じゃあ、何時ものとこで待ち合わせしたら、チューね!” そんなリクエストを返信! それから忙しいのか返信は来なかったけど、 三十分後。 百貨店から少し離れた何時もの場所で大輝を待つ。 と、 「寧々ちゃーん!」 現れた大輝は、私を見つけて唇に〝ちゅ”。 「ごめんね、待たせて―…っ」 「……いいよ」 息を切らしていて、私が寒空の下待ってるからってダッシュで来てくれたんだって。
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