0、まだ交際の幸せに浸る、お昼

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「どうしたの……っ?もう上がり?」 「いや、ちょっと課長からの頼まれ事で―…それに寧々ちゃんもそろそろ上がりかなって気になってたら、ビンゴだった」 「大輝……」 勤務態度とか真面目なくせに、上司からの頼まれ事の最中に私のこと気にかけてくれちゃうなんて―… しかも、言いながら照れてるっぽい。 私よりも年上なのに、こういうトコが可愛いって思う。 「俺も今日はこの後もう上がれそうだから、一緒に帰ろう。もう少し待っててくれる?」 「うんっ、待ってる」 「寧々ちゃん―…」 「大輝……」 一緒に帰る約束をしながら見つめ合っちゃう私達。
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