0、まだ交際の幸せに浸る、お昼

16/19
219人が本棚に入れています
本棚に追加
/20ページ
大輝はそう言うと、傍にあった扉を開けた。 「えぇっ!?」 そこって非常階段じゃん! そう思ったけど、 「おーい!宇佐見ー!」 やっぱりどんどん声が近くなって来てるから、取りあえずそこに隠れた方が良さそうっ。 バタバタ非常階段の方向へ逃げて、大輝に扉を閉めてもらう。 ドアについている窓から見えないように、取りあえずその場にしゃがみ込む。 もぉ、仕事終わりに非常階段に逃げ込むハメになるとは~… しかも今って二月…… さ、 「寒い……」 制服のままだし、さむっ……!
/20ページ

最初のコメントを投稿しよう!