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大輝はそう言うと、傍にあった扉を開けた。
「えぇっ!?」
そこって非常階段じゃん!
そう思ったけど、
「おーい!宇佐見ー!」
やっぱりどんどん声が近くなって来てるから、取りあえずそこに隠れた方が良さそうっ。
バタバタ非常階段の方向へ逃げて、大輝に扉を閉めてもらう。
ドアについている窓から見えないように、取りあえずその場にしゃがみ込む。
もぉ、仕事終わりに非常階段に逃げ込むハメになるとは~…
しかも今って二月……
さ、
「寒い……」
制服のままだし、さむっ……!
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