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社員食堂でカツ丼を大口で頬張る姿も可愛いんだから!
ちょっと自棄になって、箸でとったカツを睨むように見ていると、
「じゃあ、高垣さん。話の途中でわるいけど私の休憩時間あと少しだから、先に戻るね」
トレーをもって立ち上がる上原主任。
そうだ……
今日は微妙な時間差休憩……
「こんな私を置いていくんですか……」
「仕事だし」
「分かってますぅ~…言ってみただけです~…!」
「ま、頑張って」
そう言うと、トレー返却口へといってしまう。
ポツンとテーブルに一人寂しく残される。
すると、もしかして私って、自分が思うほど女としての魅力がないのだろうか……
なんて考えがわいてきて大きくなる。
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