第1章

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A「・・・・・・私は何か壮大な勘違いをしていたようね」 B「勘違いというか完全に一人相撲ですね」 A「・・・ふっ、ところであなたは何時の電車に乗るの?西の方という事は私と同じ4時32分の電車かしら?」 B「僕は車待ちです」 A「あ、あー・・・そうなんだ」 B「そうなんです」 A「・・・ところで何故私が空気が読めるかという話だけど、私が読んでいるこの本に秘密があるのよ!実はこの本にはその場の空気がやんわり写るの!私はそれを見て考え発言していたのよ!実際に空気を読んでいたってわけよ、うんうん」 B「まあ、的外れな空気読んでたみたいですけどね」 A「・・・・・・何故間違えたのかしら、確かにこの本には下心ありって書いてあったのに」 B「・・・・・・・・・」 A「・・・・・・結局下心はあったの?」 B「ノーコメントで」 A「何故顔を逸らすの?下心あったのね?」 B「あー電車来ましたよ、早く乗らないとー」 A「やっぱり下心あったのね!あったのねー!」 B「ノーコメントで!」
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