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A「・・・・・・私は何か壮大な勘違いをしていたようね」
B「勘違いというか完全に一人相撲ですね」
A「・・・ふっ、ところであなたは何時の電車に乗るの?西の方という事は私と同じ4時32分の電車かしら?」
B「僕は車待ちです」
A「あ、あー・・・そうなんだ」
B「そうなんです」
A「・・・ところで何故私が空気が読めるかという話だけど、私が読んでいるこの本に秘密があるのよ!実はこの本にはその場の空気がやんわり写るの!私はそれを見て考え発言していたのよ!実際に空気を読んでいたってわけよ、うんうん」
B「まあ、的外れな空気読んでたみたいですけどね」
A「・・・・・・何故間違えたのかしら、確かにこの本には下心ありって書いてあったのに」
B「・・・・・・・・・」
A「・・・・・・結局下心はあったの?」
B「ノーコメントで」
A「何故顔を逸らすの?下心あったのね?」
B「あー電車来ましたよ、早く乗らないとー」
A「やっぱり下心あったのね!あったのねー!」
B「ノーコメントで!」
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