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【となりのふたり】
毎日という日常の中にはいくつもの出会いが溢れている。
通勤途中の通行人や、仕事上の顧客や仕事帰りに寄ったコンビニの店員。
毎日が何気なく過ぎていくように、私たちはその出会いを気にも留めない。
だけど、ふと思うのだ。
私たちは『別れ』は自分で選択できても、『出会い』を選択することは出来ないんだって。
だから、『運命の人』って言うのは、あながち大袈裟な話でもないのかもしれない。
ただ、恥ずかしくて、照れくさくて、そんなわけないなんて茶化してしまうけど。
もしも人生の中で心を揺さぶるような人に出会ったのなら、その出会いが特別なものであることに気付かなければならない。
その出会いが
どんなに些細で運命的でなかったとしても……
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