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夏実は次の日登校。
もちろん気まずい雰囲気はあるが、また仲良しな3人になった。
でも何故だろう…
果凛は今までにない思いを抱えていた。
部活に明け暮れるはずの夏休み…勇人と会えないのは少し寂しい…と…
もちろんそれは勇人も同じことで。夏実も勇人を応援していた。
果凛はそんな気持ちがなんだかわからず、気持ち悪かった。
昼休み…果凛からベランダで話しはじめた。
「ねぇ…夏実…。夏実は相澤君のことまだ好き?」
果凛から想像できない言葉
「好きだよ…友達として」
夏実も今はふっきれた様子
「夏休みみたいに長いと夏実に毎日会えなくなるよ…相澤君にも。」
夏実は考える
「ねぇ果凛!私に会えなくなることじゃなくて勇人に会えないから寂しいんじゃないの?」
「………!」
果凛の顔が赤くなった。
夏実は悟った…いい展開だと。
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