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「夏実、ノリ貸して。」
「ごめん。持ってない」
「なぁ小林!ノリ貸して!」
「はぃ。」『名字だ…ι』
3人が仲良くなってから数日たつ。
次第に後ろの2人…夏実と勇人の距離は縮まったのが果凛にもわかった。
もうすぐ春も終わる。
すこし湿った風は果凛の心も湿らせた。
夏実と勇人は付き合うことになった。
「実は私と勇人達付き合うことになったんだ!みんなには内緒ね(照)」
歴史の授業中、長い話を聞きながら後ろの席の夏実から、メモが渡された。
「おめでとう!すごいじゃん。後で話じっくり聞かせてね!」
果凛は渡されたメモのの下に書いて夏実に渡した。
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