3章 [合法ロリを愛でることは犯罪ではないと思う……思いたい]

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目が覚めたらそこは水の中だった。そして、息ができていなかった。 「ンゴブゥッ!!!」 口から空気を吐いたら今度は水が入ってきて、苦しみながらも顔を水中からだす。 「ゲホッゲホッ、し、しーし、死ぬっかぁっとおぼっだ。」 長時間水の中にいて体温を奪われたせいか、それとも脳に酸素が行き渡らなかったせいか、呂律が回らず頭が割れるように痛い。 体を落ち着かせる為、暫くそのまま呆けていると自分の頭部にさっきまで有ったものがない事に気づく。 フードだ。森でのめちゃくちゃ激しい戦闘でもまったくずれることのなかったローブのフードが脱げていることに気づく。 フードを被っている間は特にしにもしなかった自分の頭部を適当に触る。 (あー、髪とかびっちょびちょだな。てかこの髪……えらい長くね?) 髪の先端を触っている後ろに回した手を今度は高さを変えず、前に持ってくる。手は大体みぞおち辺りの高さに置かれる。
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