3章 [合法ロリを愛でることは犯罪ではないと思う……思いたい]

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ムーの話では自分は随分前に襲撃に会った孤児院の者だと言えば保護してくれると言っていたが、その言葉に今更ながら不信を持つ。 一体どうやってその孤児院の者だと証明すればいい?その孤児院の子供が最近見つかったと言うがそれはそこの者であると分かる証拠があったのだろう。 対して俺は異世界人。気づいたら土から生えてたような竹の子ボーイだ。信じてもらえるための物なんかなにもない。圧倒的不審者だ。 もしかしてムーは俺がホイホイ孤児院の者だと言って怪しまれ、捕まるのを眺めて馬鹿笑いしようとしていたんじゃないだろうか。 実際、不干渉を宣言する前に孤児院のことを話したし。そう考えると自分は孤児院の者だというのはナシになる。
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