3章 [合法ロリを愛でることは犯罪ではないと思う……思いたい]

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中には頭から血を流しているやつもいるが、殴った感じでは見た目程の重症ではない。それを眺めながら突き飛ばした男を蹴って気絶させていると 「え、あの、その……」 すごく挙動不審で俺に声を掛ける女の子の姿が。うん、これ傍から見たら俺が犯罪者だわ。俺が警察のご厄介になるわ。 「えぇと、もしかしてこのおじさんたち君のお友達?あ、ごめんね。気づかなくて本当にごめん。いくら払えば許してもらえる?」 唐突に目の前の少女をからかいたい欲求に苛まれ、敢えて答えづらい質問をする。 「いえ、お友達とかじゃ…なくて……その、助けていただいてありがとうございます!!」 「あー、じゃぁ俺は別にお金は払わなくて」 「構いません!!」 力強く否定され、払うと言っておきながら払う気なんて余りなかったが皆無のレベルにまでそれが達する。
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