3章 [合法ロリを愛でることは犯罪ではないと思う……思いたい]

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所変わって川原、目の前では火がめらめらと燃え、その中で魚が5匹火あぶりの刑になっている。 この火は少女から貰った黒曜石で起したものだが、黒曜石で火をつけたと同時に2つの黒曜石が9つになった。余りの光景に少女も俺もただ唖然とした。 黒曜石はモース硬度5に分類され結構硬い石なのだ。参考程度に鉄が4~5でコランダムが9である。恐らくムーもそんなところまではいじってないだろう。 そんな黒曜石さんが俺がヘタクソだったとは言え、1回すっただけでバラバラになったのだ。少女に引かれてもしょうがない。俺だってドン引きだ。 「あー、その焼けたよ。食おう。お互い腹減ってるし。」 気まずい沈黙を振り払うべく声を掛けるが 「あ、はい、いただきます。」 返し短いなぁ。
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