3章 [合法ロリを愛でることは犯罪ではないと思う……思いたい]

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「あ、あんた18なのか!!」 「はい。こんな見た目ですが18です。他の人からはよくそんな反応をされるんですよ。」 口に左手を当て微笑みむ。すげぇ動作と雰囲気だけなら18歳ってもんじゃねぇ。ただ右手に焼き魚がブッ刺さったナイフを持ってるので妙な感じだが。 「あ、あぁそれは失礼しました。申し訳ありません。」 年上だと分かった瞬間敬語になり、身を硬くする。シハとかサーリーも年上だろうがおそらく彼女らに対しては敬語は使わない気がする。 「あらあら、そんなに畏まらないで。あなたは私の恩人ですのよ?」 だがもう聖母マリアの域にまで達したようなその慈愛のオーラの前には身を硬くせざるを得ない。 「い、いやぁ、それでも年上には敬意を表すべきですしねぇ。」 「あら、あなたは一体おいくつなんですか?」 「じゅ、16です。」 前の世界ではだが。こっちではどうなんだろ。
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