3章 [合法ロリを愛でることは犯罪ではないと思う……思いたい]

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はっきり言おう、見ているのが辛い。見苦しいというわけではない。むしろその逆。 小さい体躯でありながら年上のオーラを出しつつ恥ずかしがっているのだ。これには新たな道を拓いてしまうんじゃないかとドキッとしてしまう。 童貞にはとてもつい。おそらく5万年以上童貞であろうムーが見れば生きるのが辛くなるレベルだろう。 「って、女性にそんなことを言わせるものではありませんよ。」 顔を赤くしながら今度は怒る。やはり可愛いと思いつつ気になった言葉について訊ねる。 「ケルベロスってなんですか?」 「あら、ご存知ありませんか?森に住まう3つの頭を持つ怪物です。」 「いや、その、頭が3つの怪物なのはなんとなく予想してはいたんですが……」 ケルベロスっていえば頭が3つのイメージが強いだろう。
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