魔法の世界で一人石器時代

3章 [合法ロリを愛でることは犯罪ではないと思う……思いたい]

うっわ、信用無いな俺。助けた人からこの言葉ですよ。そのへこみを隠すために苦笑いをすると隠しきれていなかったのか

「すいません、余りにも失礼でしたね。」

とションボりムード全開。さすがに放置するわけにもいかず

「いえ、実は俺ローブを唐突に着てメアリーさん驚かそうとしてたんですよー。いやー鋭いですねぇ。」

と和ませようと軽い冗談を言うが

「没収します。」

奪われてしまった。メアリーさん目がマジ過ぎんよー。

「あぁ、それとメアリーで構いませんよ。」

さっきまでの雰囲気がまるで嘘のように(本当に嘘だったらいいのに)和やかな雰囲気を出してくる。

「あー、とてもありがたい申し出ですがそのですね」

「ふふ、大丈夫ですよ。失礼だなんて思いませんから。」

……すごいなこの人、俺がなんで渋ってんのか分かってやがる。