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「あと、タメ口で結構ですよ。」
うーん、それもちょっとハードル高いなぁ。
「まずはお友達感覚で。」
まずはって、それは最終的にどこに向かうんだい?俺がメアリーさんのご主人様にでもなって逆に敬語でも使わせるのかな。
「はいまぁ、その……努力するよ。」
身内以外の年上には基本敬語だったので、顔を引きつらせながら言う。てか、あなたも敬語ですやん。
「はい、よくできました。」
「そんなことより早く街に行こう。暗くなっても嫌だし。」
「はい、それとメアリーと呼んでくださいな。」
あぁ、覚えていらしたのね。
「…メアリーに訊きたいことがあるんだけど。」
名前だけ呼ぶのは恥ずかしかったので、ついでにムーに訊きそびれたことを訊く。それととりあえず歩き始める。
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