3章 [合法ロリを愛でることは犯罪ではないと思う……思いたい]

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「実は、とある領主が暗殺されたのです。それで領主を殺した暗殺者はレーナ様が雇ったと王子と第1王女に決め付けられ、王様も疑ってしまい」 おそらく優秀な妹を妬み陥れようとしているんだろうな、そのお兄ちゃんお姉ちゃん。 「王都の人は殆どレーナ様はそんなことはなさらない、と信じているのですが、一部の権力者がその噂をたきつけてしまっているのです。」 まぁ、そんなことしないだろうねあの姫様。多分暗殺者とか雇わずに直接自分で殺すよ。 「そして、レーナ様は信用ならないと王国中で言われてしまっているのです。恐らくこのままでは近いうちに失脚してしまうかもしれません。」 「それはお気の毒だな。」 「お気の毒では済みませんよ!!レーナ様以外のどちらかが王か女王の席に着けばろくなことにならないとまでいわれているんです。」 ふむ、この人が怒鳴るくらいにはお兄ちゃんお姉ちゃんはろくでなしらしいな。
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