3章 [合法ロリを愛でることは犯罪ではないと思う……思いたい]

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「ですので、王都の人はたまにデモを起してレーナ様の潔白を叫んでいるのですが」 「成果はないと」 コクンと頷く。まぁ、レーナが何故俺を暗殺者に対抗させるのかは知らんが、不信に関しては全体像が見えたな。 「では、そのレーナ様の傍にいる2人に関してききたいんだが。」 「はい。サーリー様とシハ様ですね。」 ふむ、どうやら王都のほうでも名は通っているらしい。 「レーナ様同様とても聡明なお方といわれ、王都の治安維持にかなり貢献なされているのですよ。」 うっそぉ。シハの方はともかくサーリーは聡明には見えない。恐らく魔法で洗脳でもしているのだろう。とんでもねぇやつだな、サーリー。 「じゃぁ、10年前に王国内で孤児院の襲撃の事件とかなかったか?」 「……それもご存知なのですね…」 「え?」 急に場の雰囲気が重たくなる。まさか地雷を踏んだか。
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