3章 [合法ロリを愛でることは犯罪ではないと思う……思いたい]

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「なるほど、そしてその先生の魔法のものである魔法陣が背内にある人が最近王国で見つかっていると。」 「はい。それと魔法についてあまりご存じないようですが?」 「どうも自分は魔法が使えないみたいなんで」 それだけ告げると、驚いた様子で唐突に俺の手を握る。余りに急でかなりびっくりした。しばらくそのままでいると 「魔力が少しもありませんね。」 そんなことを言ってくる。 「その、魔力ってのは魔法を使うために必要なものなのか。」 「はい。それと魔力は時間経過で回復しますし量にも個人差があります。カイラさんのように魔力がまったく無い人もごく稀にいるんですよ。」 「じゃぁ、俺が魔法を使えない理由って」 「はい、魔力がないからです。」 「逆に魔力があれば魔法は使えるのか?」
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