3章 [合法ロリを愛でることは犯罪ではないと思う……思いたい]

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「いますね。それでも、ドラゴンやケルベロスといった上位のものの中でも知性を持つものだけですが。」 「怪物が知性を持つのか。」 「はい。人の肉を多く食べたものはたまに知性を得るそうです。そして知性を得た災厄をもたらすと言われています。」 「砕いて言えばかなり強くなると。」 「はい、知性をつけた怪物はそう生まれないのですが、生まれれば国難になる程の存在です。」 「それは怖いな。あぁそれとそういやメアリーがいたケルベロスがいた森ってなんていうんだ?」 「いえ、あの森には正式な名前はありません。ただ傍を流れる激流がシド川と呼ばれていてそれからとってシドの森と呼ばれることが多いです。」 「もしかしてそのシド川ってさっき魚食ってたところ?」 「正確にはその一部です。途中から幾つにも枝分かれして段々流れが緩やかになるんです。」
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