メインストーリー-2

3/30
497人が本棚に入れています
本棚に追加
/30ページ
警報警報警報警報警報警報警報 ※緊急警報※ 6万超えプレイヤーが、戦闘の意志を示しています 地形に大きく影響を及ぼす可能性あり ただちに周辺のプレイヤーは避難してください 警報警報警報警報警報警報警報 敵の銃口が光り輝くと同時に、俺は能力を発動させた。 やっぱり、レベルは6万以上か。 俺とレオンが向けた銃口の間には、氷の壁が作り出されていく。 すぐに、氷の壁が粉々に打ち砕かれた。 その破片に隠れるように、俺はフライシューズを起動させて上空に飛んだ。 見下ろすと、氷の破片が激しく飛び散る中、駆動兵器の俺の方を見上げていることがわかり、視線が交差する。 まだ、俺は戦闘の意志を示していない。 奴は、再び銃口を俺に向けてきた。 銃口が光り輝くと同時に、俺は弾道を読みフライシューズのエンジンをふかして僅かに体をずらした。 その直後には、自分の真横をレーザー光線が通り過ぎていく。 危ねえな。 銃口は間を置かずに光り始めた。 こっちに攻撃をさせる余裕は与えねえってことか。 俺は右の手の平を奴に向けて差し出した。 「こんな攻撃、俺には通用しねえ」 いくぜ。
/30ページ

最初のコメントを投稿しよう!