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警報警報警報警報警報警報警報
※緊急警報※
6万超えプレイヤーが、戦闘の意志を示しています
地形に大きく影響を及ぼす可能性あり
ただちに周辺のプレイヤーは避難してください
警報警報警報警報警報警報警報
敵の銃口が光り輝くと同時に、俺は能力を発動させた。
やっぱり、レベルは6万以上か。
俺とレオンが向けた銃口の間には、氷の壁が作り出されていく。
すぐに、氷の壁が粉々に打ち砕かれた。
その破片に隠れるように、俺はフライシューズを起動させて上空に飛んだ。
見下ろすと、氷の破片が激しく飛び散る中、駆動兵器の俺の方を見上げていることがわかり、視線が交差する。
まだ、俺は戦闘の意志を示していない。
奴は、再び銃口を俺に向けてきた。
銃口が光り輝くと同時に、俺は弾道を読みフライシューズのエンジンをふかして僅かに体をずらした。
その直後には、自分の真横をレーザー光線が通り過ぎていく。
危ねえな。
銃口は間を置かずに光り始めた。
こっちに攻撃をさせる余裕は与えねえってことか。
俺は右の手の平を奴に向けて差し出した。
「こんな攻撃、俺には通用しねえ」
いくぜ。
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