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警報警報警報警報警報警報警報
※緊急警報※
6万超えプレイヤーが、戦闘の意志を示しています
地形に大きく影響を及ぼす可能性あり
ただちに周辺のプレイヤーは避難してください
警報警報警報警報警報警報警報
銃口を狙い作り出していく氷の塊。
光線が放たれると同時に、詰まっていた氷がそれを邪魔して爆発を引き起こした。
その場で激しい光りを解き放ち、レオンが乗る駆動兵器は激しい爆発に飲み込まれる。
粉塵が吹き荒れて、耳を裂くような爆発音。
地響きが起こり、激しく煙が立ち上る。
俺は粉塵に紛れた駆動兵器に乗るレオンの命力を探った。
「まあ、こんなもんであの機体はダメージを負わねえよな」
瞬きをする間もなく、奴は俺の前に現れた。
速いっ!
いつの間にあの砂埃から跳んできたんだよ。
めんどくせえな。
駆動兵器は、刀を振り下ろす構えで立ちはだかるように襲いかかってくる。
滞空していたのが裏目に出たか。
だが……。
奴が刀を振り下ろす瞬間、俺は身を引かずに逆に相手の懐に詰め寄った。
こんだけデカい身体だ。
ボディがガラ空きだぜ。
手の平を腹部に当てて、能力を発動させる。
その部分から駆動兵器は一瞬にして全身が凍った。
そして、地面へ落下していく。
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