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今この女オレの事を《ダーリン》と呼んでいなかったか?
いや、まさかな。
でも確認するとしよう。
「今、なんつった?」
「はい!分かりました!」
少女はくぱぁ……ミスった。にぱぁと満面の笑みを浮かべた。
「違う。その後だ」
「ダーリン!」
言うと同時に少女はオレの右腕に抱き付く。
どうやら聞き間違いではなかったようだ。
それにしても天国だ。少女のGを超えるであろう胸が右腕を優しく包んでくれてまるで母に抱擁されているみたいだ。
いや、母親いないけど。でもこういう感じだと捉えても良いだろう。
少女の胸の谷間が目に映り生唾を飲み込んでいやらしい想像をしてしまう。
《ダーリン!おかえりなさい!御飯にする?お風呂にする?それとも……》
少女は恥ずかしがるように体をくねくねさせて顔を赤くした。
《た・わ・し?》
「《わ・た・し?》じゃねえのかよ!」
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