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「じゃあ名前はなんなんだよ？」
「真島まひるよ」
まひる……オレの名前に似ているからなんか嫌だな。
もうコイツの名前はパンツで良いような気がしてきた。しかしそうすると確実に怒られるだろうから仕方なく名前で呼ぶ事にする。
「じゃあまひる、唐突だがお前、オレの事が好きだろ」
「はあっ！？」
「今まで怒っていたのは嫉妬のせいだ。そうだろ？」
嫉妬じゃないと普通はあんなに突っかかりはしない。彼女はきっとオレの事が好きだ。
多分、パンツを見られたからこの人と結婚するしかない、とか思っているのだろう。
だがオレは紳士だ。スマートに断るとしよう。
「ごめん、お前の気持ちには答えられない」
「はあっ！？」
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