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「冗談なんだ」
「………」
ひるたんの顔が次第に真っ赤になってゆき、最終的にはボイルされた蟹ぐらい赤くなった。
「死ねぇーーっ!」
涙目でまた顔面をポコポコと殴られた。
右、左、右、左……でもやはり痛くない。逆に気持ち良い。
ひるたんには悪いが今日のオナネタはーー禁則事項です。
「絶対に許さない!死なすぅー!」
ひるたんの雰囲気が一気に変わった。その瞬間、ひるたんの周りに大量の火の玉が現れる。
ここは魔法学校だからこんな現象は日常茶飯事で起こっている。なのでひるたんの周りに火の玉が現れてもおかしくない。
人によって得意魔法があるが、どうやらひるたんの得意魔法は炎系らしい。
「死いぃねぇえー!!」
マズい、この状況を考えるにこれからオレはあの火の玉の連撃をくらう事になる。
咄嗟に逃げようとしたがつい机に右足を引っ掛けてしまい、そのままこけてしまった。
南無三!
「ぴぎゃー!」
ん?なんでひるたんの悲鳴が聞こえたんだ?
そう思い振り向くとひるたんが真っ黒焦げになっていた。
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