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あっ、呼吸が出来ない。これは死ぬかもしれない。だが死ぬわけにはいかない。
というわけで必死に抵抗させてもらう。
取り敢えず顔を横にずらして呼吸をするとしよう。
「ひゃうんっ!?」
女の子のパンツの下でふがふがするだけになってしまい、あえなく息を吸う事は出来なかった。
さて、次はどうしようか。このままだと死んでしまうから今度は腹筋だけを使って女の子を持ち上げて退かすとしよう。
「ひぎぃっ!?」
これもあえなく失敗。女の子のパンツの中を激しく刺激してクンカクンカするだけになってしまった。
これはどうしたものか……息もそろそろ限界だ。後数秒したらオレは彼女のパンツに埋もれながら気を失うだろう。
嗚呼、天国なのか地獄なのか分からない。
これは一生忘れられない思い出になるだろう。何てったって女の子に跨られて気を失うんだから忘れられるわけがない。
そんな事を考えて気を失おうとした瞬間、急に呼吸が出来るようになった。どうやら少女が退いてくれたようだ。
オレは思いっきり息を吸い込む。
きっと今のオレを水を得た魚と言うのだろう。
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